SSブログ

相続に困ったら司法書士さんをまず頼れ [写真とは全く関係の無い話]

1-1DX_6999


故人の銀行口座はその死亡の事実がわかった段階で凍結される。

なので、引き出しも引き落としもできなくなる。


銀行に行くと凍結解除に関する書類を渡してくれるのだが、これがまた簡単そうに書いてある難しい書類。
戸籍や家系図を遡って全部提出するとか、本籍地まで行ってそれを全部集めるとか・・・。
遠方の親族の印鑑ついた書類や証明を取り寄せろとか・・・・・・。



今までの口座引き落としに関係する手続きを全て新口座へと変更する作業が発生する。

まぁ、当然ながら口座変更作業期間中でも引き落としは発生するので、引き落とせませんでしたと請求書が届くので、それを待ってみるというのも手だ。


そんな作業の中、口座の変更だけでなく財産分与とか権利の変更もしなくてはならない。

例えば権利の変更をしないと不動産等に付随する保険等の名義変更すら出来ないのだ。
「貴方のものですか?証明できるものは?」って言われて実際困って、いやまだです・・・って引き下がった。


そういう文献を読んでみると、いろんな分野のいろんな専門家に依頼する必要があると。

私の場合心配したのが相続に関する税金の問題だった。

以前メディアでもそういう税金を節約するには生前贈与等だと聞いたこともある。が、もう既に遅しだ。
税金の計算なんて出来ない。何を誰に依頼していいのか、出来なければ自分で全部やらないといけないのか。


「無理だ」


それが私の結論だった。



困り果てていた時、帰省していた弟の同級生が司法書士をしているという話になって、確かに文献の中に行政書士や司法書士も含まれていた。

何らかの助けになると確信したので即決で連絡を取ってもらうと、すぐ話を聞いてくれることになった。



結論から言おう。

相続に関して全てのことは司法書士さんだけで完結した。我が家の場合その他の専門家は不要だった。
面倒な本籍地での書類の取得とか、銀行に必要となる資料作成とか、不動産物件の名義変更に必要な証明書類とか行政機関との問い合わせとか全部代行対応してくれる。

話の中で、どうしてこういう時に司法書士さんっていう流れを皆知らないんでしょうね? って。
よく、過払い金調査は○×法律事務所へってCMあるじゃないですか。
同じように相続のことなら司法書士事務所へってCMバンバン流せば仕事たくさん来るでしょ? って言いましたわ。

司法書士さん苦笑いしてましたけど(笑

いやまじ世間の人そんなこと知らないですよ。絶対。

で、もし、自分とこだけじゃ処理できない案件あればその道のプロを紹介してくれるわけで。



困ったらまずは司法書士さんへ。
そういうお話でした。


※小ネタ
 それでもその資料が完成するのに1ヶ月以上かかります。
 お早めの依頼を。


nice!(28)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

nice! 28

コメント 0

※当ブログで公開する写真について著作権を放棄しておりません。非営利・営利問わずご利用の際はコメント等でのご連絡をお願いします。