一息付けない。
運命のいたずらに人生を翻弄される話を直に聞く。
人間は天使にも悪魔にもなれる。その素質を持つ。悪魔に傾けば周りの人生棒に振ることもある。
私は何もできない。話を聞くしかない。人生薄っぺらい私に反論などできない。
人間は怖い。
その人間を保護する法律も仕組みも時として怖い。
私たちはその事象に直面してから色々な事を学び、そしてその壁の高さと厚みに驚愕し、挑戦し、悩み、あがき、挫折し、苦しみ、そして、涙しながら生きてゆくんだ。
死にたくなる、殺したくなる、相反する思い、葛藤、その全てを短期間に経験することもあるのだと。