去年は不作だった。
今年も台風やらどうかなとは思ったが、何とか。

現場に行くと千客万来。
「ご一緒失礼します」と挨拶しつつ、隣の私より先輩の5D白レンズ100-400手持ちの男性に

「どんな感じですか?どんな画角で撮られましたか?」と、声を掛けると

嬉しそうに今日のベストショット集を「こんなんこんなん」と、液晶で見せてくれたのだった。
「毎年ここだけは撮りに来ないとね」と、楽しげに。

こちらから聞いてはいないのだが御本人は80歳を超えていると。80超えで「手持ち100-400スローシャッター」????
会社を息子に譲ったと。
5Dは使い込まれてボロボロで、あちこちにすごい打ち傷。モードダイヤルの表示ももぎ取れてる。
もはやマニュアルで撮ってるのかプログラムなのかも見てわからない状態。

ツワモノである。思わず名刺渡して自己紹介したのだが、

「パソコンは歳なんでやってないんですよ」

現像どうやってんだよ! って突っ込みたくなったのですが笑って許して世間話。
現役のときの代表取締役の名刺、財布の中から出して頂いて、頂きました。はい。


田舎の風景写真の時はこういう出逢いが「ガチャ」やってるみたいですごく楽しい。





※追伸:

一枚目の写真が今年一番の奇跡的なHDR写真です。

無風、それが一番。完璧なまでのISO50で絞りまくったスローシャッター連写、そして3枚の写真のシンクロ。

太陽、小さいですが逆光アクセント入りました。大自己満足です。