この一枚が私の2020年の写真活動を表すもので、今年一番の作品かなと。


未だ衰えぬ新型コロナ感染症。

囲み撮影はおろか、企画した撮影会もキャンセルまたは中止、自粛自粛の窮屈な毎日。


少人数ならなんとか出来るようになり、今までやりたくても出来なかった創作活動に踏み出せた。

そういう一年の中で出来上がった私の中での最高の一枚です。



思い起こせばこの一枚にたどり着くまで25年以上かかってるんですね、実は。

島根でフィルムの時代のモデル撮影なんてほんとにレアで、今はダムの底に沈んだ場所で開催された撮影会なんかからモデル撮影をスタートしたんですね。
当時はフィルムですから一枚一枚に執念燃やす人ばっかりで、会場は参加者も大人数で怒号が飛んでるんですね。
場所取りやら何やらで鬼気迫るものでした。

私も嫌になりました。

それから月日は流れて、出雲にいてもモデル撮影が出来るようになり、ネット上には近隣の情報も手にとるようにわかるようになりました。

去年まではまぁ、それで趣味の範囲なら自分の中でもそれで良かったんです。


でも、今年そうは行かなくなった時に出会った写友さんに促されて、前からやってみたかった創作活動をすることが出来たんですね。

そもそも風景写真出身なわけで、いつかはモデルさんと風景を合わせてみたいと。
「絵にしてみたい」と。

これは感染症がなければ絶対やっていなかった事であり、おそらく胸のうちに仕舞ったままだったかもしれないですね。


幸いモデルさんにも恵まれました。
山陰モデル撮影会さんとミューズさんには大変お世話になり、ありがとうございました。御礼申し上げます。


更にこの場を借りて特にこの一枚に関係したお二人に感謝申し上げます。

夏帆さん、はんさるさん、ありがとうございました。


来年はこの経験を踏まえて、写真活動の幅を増やしていけたらなと。




では、皆様、年の瀬最後の一日をどうぞご家族とご一緒に。
今年一年ブログをご覧いただきありがとうございました。
また来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

どうぞ良いお年を。