ここ田舎では四十九日まで毎週逮夜(たんや・たいや)法要が行われる。

葬儀が終わってすぐ初七日の法要を兼ねて行い、それから四十九日法要まで特に法要はしないという地域もある。

が、うちの場合は兎に角毎週法要なのだ。



そんな最中、もうすぐ四十九日法要だって時に、故人の妻は骨折入院をする羽目になった。



救急車で搬送。緊急手術。


喪主、喪主の妻、双方地獄に叩き落される気持ちである。




四十九日で一息つけるはずだったのに、入院、手術、介護が確定したのである。





ありえない話だ。
気が狂いそうになった。