今の歳になって


カメラが丁度手の届く男の趣味なんだなと気が付く。


カメラは機械だ。
何とかちょっと頑張れば手の届く機械だ。
所有すればそれを利用して自己表現できる。
自己表現をどうしたいかによって本体やレンズが選べる。


機械が好きで芸術家肌ならこれほど面白い趣味はないのではないか。


やっと私もそういう年齢に達したと思う。
いくら自動車が好きでも買うことはできない。
かといってフィギュアも置くところはない。
写真はかさばらない。今はネットに公開することもできるし自己表現方法も多彩だ。

キタムラに行くと私より年配のお客さんが店員さんと親しげにカメラ談義をしてたり、新しい機体を購入したりしている場面を見ていたのだが、それが今はよくわかる。

趣味がカメラって、いいもんだと思う。
骨董に手を出すよりはるかにいい。金銭的にも精神的にも。


問題は被写体だな・・・・・・・・・・・　と、いつも焦る。