真名井せせらぎレストランから数分歩いたところに、その名水の水源地がある。



国内には名水に「真名井」と銘を打つ場所がいくつもある。

出雲大社のすぐ傍にもあるぐらいだ。



もう動かすこともない水車小屋があるが、風情と歴史を醸し出す。



水源には小さな池があり、透き通った水にニジマスと鯉が泳いでいるのがよく見える。

写真に撮ると宙に浮いている様にさえ見える。




歩いて来る最中、その沿道に何やらコンクリで作ったプールのようなものがいくつも見えた。

なんなんだろう、こんなに沢山、使われてないし朽ちてるし・・



そう思っていたらそのニジマスが泳ぐ池のそばにヒントがあった。

どうもこの水を使って昔ニジマスの養殖をしていたようなのだ。

朽ちたプールのようなものが養殖池だったのだ。合点がいった。

その養殖池の遺跡は1つや2つではない。沢山あった。



真名井せせらぎレストランはその養殖池のすぐほとりにあったわけで、想像するにこのお店は昔はニジマス料理を名物にしていたのではないかと。

辺鄙な場所にあってニジマスの養殖が廃れてしまった後、店の存続を考え、代替わりした後、お客様を呼び込むためSNSを駆使してこのいちごパフェを名物にして逆転勝利したのではないかな。

そう考えると、全てがつながる。
なにせ本当に周りになにもない、不思議な場所なのだから。
*あくまで私の想像です、念の為