折ってしまった [カメラの話]
※暑さもこれを見れば涼しくなりますよ
私のカメラ歴40年の中で、初めての致命的ミスだった。
マクロ撮影は私は三脚を使って確実にピントを取る。
手ブレ補正機能など無いものばかり使っていたクセである。
今回もアジサイを撮影するのにベルボンの三脚を胸の高さまで伸ばして使っていた。
雲台はクイックシュー型を使っているので、カチッとはめれば絶対に動かない。
撮影出来ていたので気が付かなかったのだが、どうやら最後「カチッ」と完全にはめていなかったようだ。
撮影場所を変えようとして三脚を持って動かした途端に、クイックシュー毎本体が落下。
そんな事あるはずがない機器構成。
落ちないはずのものがまさかの落下。
コンクリに叩きつけられ、目の前で折れるレンズ、散る破片。
ハマっていなかったばっかりに。
落下防止用具なんて普段から体に身に着けていたり持っていたりするのに・・・
撮影する気力も完全にそがれ、帰って反省会。
本体のレンズマウントに食いついたままのタム9のリングを慎重に外し、本体の損傷状況をゼロから確認。
だが、タム9レンズはともかく、6Dは分かる範囲すべてチェックしてみたのだが「これが正常か?」と聞かれると全くわからない。見た目正常なのだ。
落下の衝撃をバッテリーグリップが全て受け止めてくれたようなのがせめてもの救い。
お陰でボディに傷は全く無い。
・・・もう、精密機械なので両方病院送りにするしか無い。
この先他の撮影会もあるのだが、1DXだけでレンズをとっかえひっかえでやるしか無い。
寄る年波には勝てないのだろうか。
自分を戒める意味も込めて、この記事にしました。
なお、妻が損害保険に加入していてくれたお陰で、金銭的には何とかなりそうです。
同じような機材使ってる人は絶対保険入っておきましょうね。
当面マクロ撮影はできそうにありません。
直して使うのか(直るのかあのレンズ??)、買い換えるのかもまだ決めてません。
全ては見積もりが出てからです。
それについては、また。
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