一月ぶり

一月ぶりにボックスからカメラを引っ張り出し、

どっちを持っていくか散々悩んで、


フラッグシップと飛び出した。




凄いいい天気。

もう当分こんなチャンス無いな。暑いけど。もうそんなこと言ってらんない。



撮り飽きた素材でも、何とか考えながら、カメラ持ってフラフラと彷徨う。

変な人だけど、こういう事ができるのはこの場所ぐらいしか無い。

観光地ならそんな人も目立たない。

しみじみと

カメラ持って気ままに撮り歩く。

なんと自由なことか。




昔の写真データを見ていると、しみじみ、そう、思う。

想い

５年前の東京浅草地下街。

東京でも神戸でも行けばこういう都会の一コマを撮る。

こういう時代でこういう状況で、撮りたいものも撮れず、ただ、想いに耽る。



ポートレートでもなく、風景でもなく、ドキュメンタリーのような一枚を撮る。


想いは募れど、どれ一つとして想いはかなわない。




錆びついてしまうばかりの自分に失望している。

悔しい。

ネタがない

ネタがないので、少し自分のこと。

私は「みゃぁちゃん」とネット上で名乗ってるが、もう、これはこの年になるまで40年以上使っている名前だ。
古くはこれ、ペンネーム。
故：吾妻ひでお氏の作品、スクラップ学園の主人公をモチーフとしている。
多分その道の人しか知らない作品と作者である。

当時主に深夜ラジオ（中島みゆきのオールナイトニッポン）とかではがきで投稿する時使ってた。

そしてパソコン通信とかで掲示板に書き込むときに初めて「ハンドルネーム（現：ハンドル）」として使っていたことがWeb上での始まり。
今までこれで突き通してきてるから恥ずかしさも何もない。

現在ハンドルと言ってもピンとこない人もいるかも知れない。
なにせ今時、会員新規登録上は「ニックネーム」とかの項目名になっているから。

でも、わたしはそれでも「ハンドル」と言う。
何か、カッコいい。
この気持わかってもらえるだろうか。

何か今でもハンドル名で呼び合うのは楽しい。
呼ばれるのも嬉しい。
このハンドルでもう40年以上通しているのだから。
今では名刺を出して本名を名乗ることのほうが気恥ずかしいぐらいだ。

仲良くなってきた人は皆「みゃぁさん」ぐらいに短縮して呼んでくれる。


一時期自営業をやったことがある。
その時、商売上本名を改名したことがある。
法律には沿ってはいないギリギリの改名だ。
しかし、商売上やってみてわかったが、非常にこれがやりづらい。
商売にハンドルを前面に出すことは不可能だということもネタとして書いておく。



モデルさんの名前って本名なんだろうか？
たまにそう思うこともある。
でも、自然にわかるまで何も聞くことはない。
それがハンドルだと思ってるから。

本名を隠したい理由は昔と違うとは思うのだが。

でも、そのハンドルをいつか捨てるであろう気もする。
そこのところ私と違うところじゃないか。

そう思うとすごく寂しい。
現にもう何人もそういう例を見てきてるので。

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2021年、夏の盛り （８）

撮影から１週間経ってしまいました。
今日のブログで咲㮈さんとのフォトセッションは終了です。

今後おそらくはじめましての撮影は増えるのだと思いますし、島根での撮影機会も増えるのではないかと思います。

今の島根で考えると咲㮈さんの個性ポジションは空きの状態です。

思えば撮影に入る顔合わせの時から撮影終わりまでを通じて感じていたことは、この個性です。

今後何らかの機会で再会することになりそうなのですが、その時は今回の経験則を基に十分構図を考えて挑むことでしょう。

おそらく各方面からのオファーもあるでしょうし、今後の活躍を期待します。


思いもかけない楽しい撮影会になりました。感謝を込めて。

またお会いしましょう。


　　　　　　　　　　　　　　咲㮈さん　　　　　　了

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2021年、夏の盛り （７）

今になって思えば、水没可能とわかってから、もっと違う表現、あんな表現もあったなぁと後悔。

想定外の事象にもっと引き出しが多ければと言うのが多分私のアマたる理由だわね。

現像に助けられてるけど、そんなもんなければ更に落っこちるだけ。


彼女にも悪い事しちゃったなと、もっと色々指示してあげれば良かったですね。

そういう理由で考える時間ができてしまったのと思いつきの悪さが重なったんです。


そんな中でも結果は出てますので。

次へまたつなぎましょう。



次回、ファイナル。

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2021年、夏の盛り （６）

そんな訳で、思い切り海に入っての撮影です。

普段の私の撮影スタイルではないのですが、彼女はとにかく快活なので、動きあるものも半分収めようかと1DXをオリンピック爆速モードに。

３６０度に散る水しぶき、素晴らしいです。

無駄になるかもと思いつつ担いできた300㍉が役に立ちました。

何分今度は我々が近づけない距離なので、2台85㍉と300の使い分けで、速い動きは85㍉、静止画は300㍉。

作品というより普通のポートレート、ですね。

日も暮れてきて、我々もヒザ下まで海に浸かって撮影、暑さも和らぎ快適で、残り時間遊んでしまいました。
地形の関係で若干暗いのがイマイチなんですけどね。仕方ないです。

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2021年、夏の盛り （５）

彼女の明るい表情。
彼女の何気ない表情。

どちらも風景に溶け込み、お互い初めてのセッションにしては出来すぎな感もある。

少なからず彼女も、もうプロなのだから。


さて、この撮影自体は写友さんと十分な打ち合わせをしていたのだが、その中で、
「はじめましてなんだから、こっちもあまり無茶言わないようにしようね。印象大事。」ってお互いそれで納得してたんだけど。

現場に来てロケ場所とヒザ下ぐらいまで海入れる？なんてイメージ伝えてたら、

「水没可能」　　　！！！！！！！！！！！！！　　！ﾟ(∀) ﾟ ｴｯ?

「全然いいですよー！　着替えればいいしー！」

なんと！　逆に慌てふためく親父二人。想定外！予定崩壊！

お陰で残りの一時間は想定外の作品の大幅な広がりを見せることとなったのです。


はじめまして、・・・・だったのに・・・　それでいいの？？？？？

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2021年、夏の盛り （４）

夏を撮りたい。

けど、おわかりの通り、毎日すごく暑い。熱中症アラートなんてのもガンガン出てます。

普通なら１３時スタートが多い私の撮影でも、流石にこの時期屋外のしかもこのような場所でそんな時間にでもやろうものなら倒れることうけあいである。

なので、スタートは１６時からの３時間という夕方めがけての設定にした。
夕景もキレイだしね。

私も今年は例の「着る扇風機」を導入したんです。今回初のこけら落としだ。
なるべく荷物も少なくしたつもりだが、水分補給のためのクーラーボックスや替えのレンズ２本最低限持って、なおかついつもの２台をぶら下げるという出で立ち。

少なめと入っても十分すぎるほどの荷物。その他小物は車の中に置いて来ざるを得ない。
また、夕暮れに使うかもしれないストロボ用３脚は写友さんに結局持ってもらうこととなった。
すみませんm(_ _)m　しかも使いませんでしたねm(_ _)m

最初の１時間は特に辛かったです。
浜で１時間でもやっぱ辛い。

次の１時間はその影響を受けたまま。

この作品とか昨日一昨日の作品がその時間ですかね。徒歩での移動もかなりきつかったです。

でも、咲㮈さんはずっと元気いっぱいでした。
すごいエネルギー。
ヘロヘロな我々を尻目にガンガン動いちゃってます。本人も元気アピールすごかったです（笑
もう、笑うしか無い。

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2021年、夏の盛り （３）

今回のモデルさん、咲㮈さん、ですが、
初めて「個撮」としてお会いするわけで、やっぱそれなりにお互い最初ぎこちなくなるはず、じゃないですか？

しかしですね、お互いそこは気合で。

印象としては、人見知りしない明るく快活な娘。
よく話し、元気に動く動く。

私とは多分３回りぐらい年が離れてそうなので、向こうから見れば親も同然の変なおっさん。
まぁそりゃそうだろうなと。

でもですね、こんな機会でもないとこんな出会いなんて無いですよ。
会社に入ってきた新入社員と役員ぐらいの関係ですからね（笑

最初はウォーミングアップで自由にポーズを付けてもらいながら、こっちはただひたすらシャッターを切る。
使えなくてもいい写真なんです。
ほんとこんな感じで行くよーっていうポーズとお互いの呼吸合わせというか慣らし運転というか。

そして、本気の作品の時は、彼女の表情、いいところをしばらく観察して、今回馴染みのあるロケ地なので構図を合わせて作品作りをしております。

そしてまたその反面、彼女が自由に暴れまわってるのを撮るという（笑　のを挟みながら。



いやー、久々に楽しいですよこれは。

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