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昔から電話が嫌い [写真とは全く関係の無い話]

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自分専用の固定電話を持ったのは仕事を始めてから。

当時のパソコン通信をするためだ。アナログモデム必須の時代。
ダイヤルQ2を使ってインターネット創世記を経験した私だ。

しかしながら当時、それ以前からあの電話が鳴る音に恐怖を感じていた。

いきなり鳴るのが怖い。
誰なのかもわからない。


それは社会人になって会社勤めになってからも治らなかった。
電話は鳴っても取らなかった。たまたま許される部署だった。他の社員が取り次いでいた。
ポケベル支給も断った。あの物凄い着信音は恐怖以外の何物でもない。

そして今、携帯電話になってしまった。

持っている。
仕事でも使っている。

着信はするのだが、鳴らないようにしている。

誰からかかってきたかも当然わかる。
話したくない人だったりする。

もうそれだけでストレス。



そういう1週間を過ごすと、毎日気が気ではなく、なにかに監視されてるような脅迫観念に囚われて体のあちこちがしくしくと痛み始める。


その痛みと苦しみを土日の休みで癒やしている。
電源は切ってるし、何も考えず兎に角養生している。月曜日のために。


普通の人は電話なんてそうも苦にならないのだろう。
同僚は365日電源入れっぱなしで着信に対応している。

私も携帯を持った時はシステム駆け出しの頃で、自衛のための必須アイテムだった。
自衛、それは自分の知らない知識をメーカーのサポートで補うためだ。
どうしても分からないどん詰まりのとき、販売店技術者しか知らないメーカーサポートの駆け込み寺があるのだ。

現場から早く離れたいとき、これを知ってると知らないのでは雲泥の差があった。

しかも当時のPCメーカーや周辺機器メーカーの大半を網羅していたのだ。

携帯の走りの時だったので会社持ちではなく個人持ちだった時代、通話料金の月額は凄かったが、自分が助かるためにはやむを得ない出費だった。



今の立場や時代は違う。
俺を頼るな。自分でなんとかしろ。
電話してくるな。俺は出ない。
ストレスこれ以上与えるな。



つい最近やっと自宅にナンバーディスプレイ&リクエスト導入しました。
こう言う私だから楽しくって仕方ない。勿論留守電設定だ。
今まで留守電に入っていても誰なのか全然分からなかったし、拒否もできなかった。

https://www.ntt-west.co.jp/product/sagitaisaku/

条件が合えば今なら無料で利用できます。なので今更やっと導入できたわけです。







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