2022年秋アニメ [写真とは全く関係の無い話]
今季秋アニメは今までにない異常事態である。
もう大体出揃った時期なのだが、大概この時点でサヨナラが大半になっていた昨今、今現在22作品が残っている。
22作品である。過去最高ではないだろうか。
ちなみに夏アニメで残ったのは8タイトルである。如何に少なかったか。
当然全てが良いというわけではなく、サヨナラ一歩手前のものもある。
が、土俵際で踏ん張っている。
仮にサヨナラしたとしてもそれでも作品数が多すぎる。
(スポーツ物とかボーイズ物は最初から除外)
まだ艦これとか11月スタートなんてのも残っている。
そういう訳で視聴中タイトル一覧なんか出してられない。ほぼ見ているようなもん。
初盆 [写真とは全く関係の無い話]
親父が亡くなって、初の盆を迎えました。
だいぶブログを更新しませんでした。ごめんなさい。
ネタもそうですが、その前に更新する気力が失われました。
コロナの7波も要因に上がります。全く動けません。何あの感染者数。
そんなお盆休みの初日、法要を無事済ませました。私一人では当然無理な話です。
妻を筆頭に助力頂いた結果です。
百か日法要なんてのがあるなんて初めて知りました。
今回合わせて法要を済ませました。
次は一回忌、その次三回忌だそうです。これも初体験です。
が、もう今はしばらく忘れたいというのが関係者の本音です。
撮影復帰まで、もうしばらくお待ち下さい。
なんとか復帰したいのです。
首の皮一枚の私の希望です。
更にありえない話 [写真とは全く関係の無い話]
ここ田舎では四十九日まで毎週逮夜(たんや・たいや)法要が行われる。
葬儀が終わってすぐ初七日の法要を兼ねて行い、それから四十九日法要まで特に法要はしないという地域もある。
が、うちの場合は兎に角毎週法要なのだ。
そんな最中、もうすぐ四十九日法要だって時に、故人の妻は骨折入院をする羽目になった。
救急車で搬送。緊急手術。
喪主、喪主の妻、双方地獄に叩き落される気持ちである。
四十九日で一息つけるはずだったのに、入院、手術、介護が確定したのである。
ありえない話だ。
気が狂いそうになった。
ありえない話 [写真とは全く関係の無い話]
お寺さんに法要をお願いする訳なんだけど、我が家もとあるお寺の檀家なんです。
当然そこにお願いするわけなんですけど。
何処も高齢化が進み、お寺さん、和尚さん、その奥さんも90歳に近くなってたりするわけです。
足腰はもとより、記憶力判断力も衰えるわけです。
我が家の法要もそのせいで、「親族が集まっているというのに時間になってもお寺さんが来ない」とか、和尚さんや葬儀屋さんから聞いていた「正しい」日程なのに奥さんが「その日は法要に当たらない」と一方的に日程を取り消してきたりとトラブル続き。
私も堪忍袋の緒が切れて「もうあそこの寺はやめる!」と親族の前で怒りまくってしまう有様・・・
何とも年は取りたくないもので、ああなってしまうともう社会生活できないですよね。
約束事が約束にならない。
約束ができない人って、もう、終わりですよね。
お陰でもう消耗しきってしまって何度倒れたことか。
何で法要お願いしたところに振り回されて体調崩さなきゃならないのか。
最悪な話でした。
相続に困ったら司法書士さんをまず頼れ [写真とは全く関係の無い話]
故人の銀行口座はその死亡の事実がわかった段階で凍結される。
なので、引き出しも引き落としもできなくなる。
銀行に行くと凍結解除に関する書類を渡してくれるのだが、これがまた簡単そうに書いてある難しい書類。
戸籍や家系図を遡って全部提出するとか、本籍地まで行ってそれを全部集めるとか・・・。
遠方の親族の印鑑ついた書類や証明を取り寄せろとか・・・・・・。
今までの口座引き落としに関係する手続きを全て新口座へと変更する作業が発生する。
まぁ、当然ながら口座変更作業期間中でも引き落としは発生するので、引き落とせませんでしたと請求書が届くので、それを待ってみるというのも手だ。
そんな作業の中、口座の変更だけでなく財産分与とか権利の変更もしなくてはならない。
例えば権利の変更をしないと不動産等に付随する保険等の名義変更すら出来ないのだ。
「貴方のものですか?証明できるものは?」って言われて実際困って、いやまだです・・・って引き下がった。
そういう文献を読んでみると、いろんな分野のいろんな専門家に依頼する必要があると。
私の場合心配したのが相続に関する税金の問題だった。
以前メディアでもそういう税金を節約するには生前贈与等だと聞いたこともある。が、もう既に遅しだ。
税金の計算なんて出来ない。何を誰に依頼していいのか、出来なければ自分で全部やらないといけないのか。
「無理だ」
それが私の結論だった。
困り果てていた時、帰省していた弟の同級生が司法書士をしているという話になって、確かに文献の中に行政書士や司法書士も含まれていた。
何らかの助けになると確信したので即決で連絡を取ってもらうと、すぐ話を聞いてくれることになった。
結論から言おう。
相続に関して全てのことは司法書士さんだけで完結した。我が家の場合その他の専門家は不要だった。
面倒な本籍地での書類の取得とか、銀行に必要となる資料作成とか、不動産物件の名義変更に必要な証明書類とか行政機関との問い合わせとか全部代行対応してくれる。
話の中で、どうしてこういう時に司法書士さんっていう流れを皆知らないんでしょうね? って。
よく、過払い金調査は○×法律事務所へってCMあるじゃないですか。
同じように相続のことなら司法書士事務所へってCMバンバン流せば仕事たくさん来るでしょ? って言いましたわ。
司法書士さん苦笑いしてましたけど(笑
いやまじ世間の人そんなこと知らないですよ。絶対。
で、もし、自分とこだけじゃ処理できない案件あればその道のプロを紹介してくれるわけで。
困ったらまずは司法書士さんへ。
そういうお話でした。
※小ネタ
それでもその資料が完成するのに1ヶ月以上かかります。
お早めの依頼を。
GIFT狂騒曲 [写真とは全く関係の無い話]
「香典返し」
一般的には頂いた3分の1の額に相当する品物をお渡しする事を指す。
5千円の香典ならば千円~千五百円分お返しするのが慣わしとか。
じゃ、それ以上頂いた場合は?
半額近くまでお返ししてもいいらしい。
取り急ぎの香典返しは葬儀屋さんが事前に準備してくれるからその時はいいのだが、
あとで誰からどのくらい香典を頂いたかをまとめてゆくと、最初に渡した香典返しでは全然釣り合わない人たちのオンパレードということになる。
葬儀の情報を見て次々訪問してくるギフト屋さん。
各々カタログを置いては去ってゆく。
こちらも先程の情報をまとめ終わる頃、釣り合うようにとやっとカタログを眺めることになる。
なにせ遠方から香典をもらっている人たちが大半なので、業者を介して郵送なりしてもらわないととてもじゃないけど追加のお返しなど出来ないのだ。
該当する人たちをリストアップし、香典には書いてない住所や電話番号を探し出し、頂いた金額から品物を選定する。
言葉にすれば当たり前で簡単なことなのだが、なんのなんの、これが何日もかかる。
ギフト屋さんはその間に2回ぐらい様子伺いに訪問してくる事になる。
まぁ、我が家の場合この簡単なはずのこの作業が、実は阿鼻叫喚の地獄絵図になった。
理由は情けなくて書けませんが。毎日私はキレてました。
お陰で私も体調を崩し、何日か寝こむことにもつながったんです。
※小ネタ
ギフト屋さんの他に、石屋さん、仏壇屋さんなど次々とカタログを送ってくる。
うちの場合は幸いにもギフト以外は結構知り合いからの強力な紹介で早々と決まったりした。
OSS(ワンストップサービス) [写真とは全く関係の無い話]
葬儀が終わる頃に葬儀屋さんが市役所からの書類を持ってきてくれる。
葬儀屋さんは死亡診断書のコピーや、市役所で火葬許可証を代理で取ってきてくれる。その時に渡されるようだ。
その書類には市役所への返却物と手続きの詳細が書かれている。
昔は役所の各担当課に赴いての手続きだったが、今では一箇所で手続きを終えることが出来る、いわゆるワンストップサービス(OSS)になっているとのこと。
私も職業柄、違うところのOSSを知っているのだが、行政の進む道はどうしてもこうなのだろうなと。
保険証等の返却物を事前に用意して向かうと、お悔やみ専用の窓口へと通された。
そこからは書類にあった手順通りなのだが、まぁ、各部署の担当者が次々と入れ替わりで手続きを行う。ここんとこがOSSとはいえ電子化されてるOSSではなく人海戦術OSSと言うべきか。
まぁ、あちこち行かなくても済むという意味では革新的なのだろうけど。
たまたま隣のお悔やみブースの声が漏れ聞こえていた。
どうも県外に住んでいて孤独死した自分の娘の手続きのようだった。
返却を求められる物も何処にあるかわからず、質問にも当然答えられないような状況。
手続きできるものが出来ないとなると色々な得られる権利を放棄せねばならないようだ。
漏れ聞こえた話なので何処までが正しいのかは置いておくとして、
死してなお社会の常識にそっていなければ遺族も苦労するということだ。
※おまけネタ
年金受給は即停止の連絡をした方がいい。私も市役所に行くまでにはすでに停止の依頼をした。
これをしないと最悪犯罪になりますからね。不正受給で。
喪主の役割は2つあるのが問題 [写真とは全く関係の無い話]
※断っておきますが、これは私の場合の記録です。お目汚しなら読み飛ばしてください。
私が病院で後片付けしている間に自宅に帰ってきた親父は
私が帰ったときにはすでにお約束通り布団で寝ていた。
そのまま私は葬儀会社とスケジュール打ち合わせ。
メタパニ食らった頭で(多分みんなそう)次々と日取りと時間が決められてゆく。
こっちの希望なんてのはほぼ皆無。無理。唯一葬儀会場の場所指定だけ。
納棺
出棺
火葬
葬儀
ここまでを葬儀会社が段どってくれる。
私は自治委員でもあったので自分の所の事を即座に書面で町内にふれまわる役目があった。
何だか釈然としない気持ちもあった。
喪主には2つの役割があることを感じた。
一つは決断。
もう一つが行動。
これをほぼ同時に行う。
決めなければならないことがある。それが他人からの進言であってもそれでいいと決める。
それと関係して決まった雑多な事は自分が動かなければならず、現場は他にお願いせねばならない。
喪主が代表で動かねばならない時、喪主は現場から離れることが多すぎるのだ。
なので、その時現場で起こったことは自分ではわからない。
居なかったのだから。
人に聞こうにも混乱の中あやふやな状態。
それを後で思い出せとか記録しろというのも無理。
でもそれが求められたりするのだ。
今後のためにも。
何言ってるかわかんないかもしれない。でも、そんなもんなのかと知っておいてほしい。
先人の教え [写真とは全く関係の無い話]
地元の総合病院で看取った場合、
その直後に何があるのかという事を先人から聞いておく必要がある。
たった1つ、事前に先人から聞いていたことがあった。
「葬儀会社を決めて、連絡先を控えておくこと」
これが実は全てであった。
看取りが終わり、担当医から即、検死が行われ、即退去が依頼される。
「即退去!???」
遺体はそのままエンジェルケアが施され、霊安室にまで運ばれる。
そこから自宅へ遺体を運ばなければならないのだが、自家用なんて無理。
一瞬頭の中がぐるぐると回る。
その上、病室内の私物全てを即撤去しなければならないのだ。
そこで事前に決定しておいた葬儀会社が強力な助けになるということなのだ。
24時間受付対応。
エンジェルケアの最中に葬儀会社にコンタクトを取り、霊安室に移動されるおおよその時間を連絡すると、しっかり時間通りに移送用の車を用意してくれる。
関係してくれた全ての医者、看護師が総出で手厚く見送ってくれる。
感謝しかなかった。
向こうは慣れているかもしれないとは思ったが、心の奥底にしまうことにした。
その後私物を部屋から撤去して、私も自宅へと向かうことになる。
とにかく事前に葬儀会社は決めておくことだ。
その後は葬儀会社主導による、流れるような怒涛の3日間が始まるのだ。
※小ネタ
この自宅までの移送、病院で検死後発行される「死亡診断書」が必要になる。
移送中にもし警察に止められた場合、これがないと死体を単に運んでいる怪しいやつということになる。
なるほど、確かにそうだ。移送は霊柩車じゃないから。(霊柩車での移動では不要だったなぁ)
もうひとつ、自宅に運び入れる際、人手が必要になる。
人間一人とストレッチャーは重いのだ。
自宅が無人だとえらいことになるので、誰にお願いするかまで手配しないといけない。
看取ると言う事 [写真とは全く関係の無い話]
人の死ぬ瞬間を看取るというのは
それを職業上よく目にする人以外、一生に一度、あればいい方か。
仕事をしている最中に訃報の電話が入る、なんて当たり前な世の中で、
「看取ってやれませんでした」
なんてのを当たり前のように聞く。
私はそういう意味では立ち会えたので、よかったかなと。
この一連の話は長くなるので差し控えます。
もし、私に会ってそういう話が聞きたいのであれば、私の場合はこうでしたとお話しします。
忘れられない情景です。
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