横道にそれてみる [EOS 6D]
中国地方、梅雨明け。
その前日、記録的豪雨。被害多数。コメントなし。
この滅茶苦茶な気候はもう何ともならないのだろうか。
なので、話を横道にそらしてみる。
私は料理番組が好きで、最近は特にBS-TBSの「町中華で飲ろうぜ」が大好きなのです。
うちの地域にはあのように沢山の町中華の店があるわけでなく、羨ましく観てるだけなのだが。
それでも出来得る限り自分の思う町中華を堪能したくてあちこち行ってはいる。
中華料理の中でも私が必ずその店の味を試すのが「麻婆豆腐」。
私の得意料理でもあり、大好きな品だ。なので、その店を測るためにこれは食べる。
自分で作り始めた時、辛めに作るために豆板醤を多めに使っていた。
今ではそれは間違いだということに気がついた。辛味というのは他で足せばいい。店から教わった。
しかし、色んな店で比較するに、味の深み、コクというものが薄い店と濃い店とあることに気がつく。
色が濃いければ濃い味というわけではない。確かにスープの味も大事だ。
しかし、それ以上に肉味噌の味が決め手なのだ。
普通にひき肉を炒めて徐々に味付けして、という手順では薄味になる。
最初からしっかりした味付けをした肉味噌を別に下ごしらえしておくという手間が必要なのだ。
それをする店としない店との味に差が出てくる。
私もそこまでやればいいのだろうが、出来ないので最初の段階でひき肉だけを徹底的に炒めて肉に染み込むように味付けをしてしまう。
麻婆豆腐を食べる時、ひき肉を噛みしめるとじんわりと、かつ、スープとは別の旨味とコクが溢れ出す。そういう逸品が出せる店こそ私が一目置く店だ。
松江 「燕京」
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-KVGnhEmsqJI/
ひき肉も粗挽きの大きめ、しっかりした歯ごたえと味付け、中国酢と甘味と酸味、程よい辛味とコク、全てが満点。
タグ:麻婆豆腐
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